
あまね
@sennadasilva
2025年11月22日
プリズン・ブック・クラブーーコリンズ・ベイ刑務所読書会の一年
アン・ウォームズリー,
向井和美
読み終わった
図書館本
@ 自宅
難敵だった。物理でも。左親指が痛い。
1章読むごとにズシーン胃が重くなり、読み進められなかった。およそ私の人生では巡り合わない環境での読書会。
刑務所に読書会を設立し開催し、運営を継続できるよう働きかけ、出所後もフォローして、また違う刑務所に読書会設立するこのキャロル・フィンレイという女性が私には異次元すぎて。どう捉えてどう考えたらいいのかわからない。
各章で挙げられた本は幾つかは読んでいたが、彼らのように言語化できる自信は全くない。1冊の本を読み考察し(インプット)みんなで話す(アウトプット)。単純に言えばこれが読書会なんだろうと思う。
指定された本を読む、感想を考察を語り合う。どちらも私は苦手だと思う。
俗物である私をボコボコに打ちのめしてくれる本だった。
その場しのぎの、ただおもしろいだけの小説にはもう興味がない。著者がなにを考えてるか、どんな言葉を使ってるか、どんな語り口で表現してるかを知りたいんだ。
読書の楽しみの半分は、ひとりですること。つまり本を読むことよ。あとの半分は、みんなで集まって話し合うこと。




