さみ
@futatabi
2025年11月23日
読んでる
図書館のことを知るため。3章で子ども(を連れた親)や学生が館内で安らかでいられるようにどうしたかということが出てきた。子どもたちを見守るという館の意思をあらかじめ示しておくことにしたそうなのだけど、思い返すと最近わたしが心を落ち着けられるお店って、入店前に明文化されたルールが提示されているところばかりで、ありがたく思うと同時に、暗黙の了解や上限下限のぶれるマナーがいかに人間を疲弊させるかに意識をとばしていた。何も示さないことが意思であることもありそうだけど、知りえなかったことで発生する傷つきを無視したくない。近くの図書館は勉強する学生がにぎやかになっている日もあって、通い始めた始めのほうは面食らってしまったのだが、この本にも書いてあったように、街の中に学生が集える場所ってあんまりないよなあ。そして利用者の声にはそのにぎやかさへの苦情が大量にあった。
