
くりこ
@kurikomone
2025年11月23日
われらはすでに共にある
反トランス差別ブックレット編集部(青本柚紀、高島鈴、水上文)
まだ読んでる
『物語とトラウマ』の著者、岩川ありささんのエッセイを読んで涙が止まらなくなった
私も小さい頃の私を迎えに行けるようになりたい。
トラウマと共存できるようになるということは、私自身と手を繋いで共に居れるようになるということなのだと思う。
p.68
わたしはあなたとして生まれて、あなたとして生きて、わたしとして大人になった。わたしが、遠ざけて、思いだしたくなかったあなたが、手を差しだしてくれた。わたしの目の前で走りまわって、ずいぶんと騒がしい冬を過ごさせてくれた。
…わたしは、あなたの足音ならきっとどんな雑踏の中でも見つけられる。自分の足音のことだから。



