
mikechatoran
@mikechatoran
2025年11月23日

7
トリスタン・ガルシア,
高橋啓
読み終わった
海外文学
あちこち寄り道しながらやっと読み終わった。圧倒的な読み応えだった。記憶、時間、歴史、美、信仰、分断など、おそらく著者の問題意識や思考実験を一種の仮想現実として構築した趣のある作品群。しかも最後の「第七」でそれらがメタフィクショナルに再構築される。テレラマ紙の「驚異的な建築作品」という評はそう言う意味で的を射ているなと思う。どの作品も忘れがたいが、特に印象に残ったのは「天球」著者の哲学の著作も読んでみたくなった。






