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52件の記録
ほうき@houki2026年3月7日読み終わった2段組み500ページ超えの大作! 全7章からなる短編集 (長さ的には中編集、本の半分を占める第7章はそれだけで長編になるボリューム) 前半6章はそれぞれ独立した設定を持つ短編集。それぞれ特徴的な設定だけでも面白いけれど、その世界観での深い掘り下げがとても良い。『エリセンヌ』『サンギーヌ』『宇宙人の存在』などは自身を構成するアイデンティティと、それを自ら破壊することによって得られる快楽すら伴いかねない破滅的な感情が描かれており、とても好みだった。 最終7章でこれまでの話のつながりが見えてくるようになる。最近の名作であるような大どんでん返し!!みたいなことはないけれど、7章で描かれる壮絶な体験を踏まえるとこれまでの6章に対する見え方が変わってくる。 量的にも内容的にも読むのに時間と体力が必要だったけれど、とても面白かった!!
芒川線香@momentary_life2026年2月3日読み終わった「半球」までは面白い思考実験だが、よく言えば親しみを持てるし、悪く言えばどこかで見聞きした覚えのある設定で、どこか突き抜けないという印象だった。だが、かなりの分量になる「第七」に至る、この作家の新奇性より器用さが光ってくる。夢中になって面白く読めた。特にループを重ねることに対する虚無感の描写は良い。- みさ@mi332026年1月18日読み終わった全篇とても濃くてボリューミーだった。 同じ人が書いたと思えないほどさまざまな色を見せてくれる。 耽美、ファンタジー、SFのような… 輪廻、私だったら絶望するだろう。 色々なことに思いを馳せたくなる。読めてよかった。

mikechatoran@mikechatoran2025年11月23日読み終わった海外文学あちこち寄り道しながらやっと読み終わった。圧倒的な読み応えだった。記憶、時間、歴史、美、信仰、分断など、おそらく著者の問題意識や思考実験を一種の仮想現実として構築した趣のある作品群。しかも最後の「第七」でそれらがメタフィクショナルに再構築される。テレラマ紙の「驚異的な建築作品」という評はそう言う意味で的を射ているなと思う。どの作品も忘れがたいが、特に印象に残ったのは「天球」著者の哲学の著作も読んでみたくなった。






- mm7785mm@pkflddvbwldzplln2122025年10月1日読み終わった久しぶりに壮大な読書体験。最近の本の軽量化、小型化に物足りなさを感じていた鈍器本ラバーとしてはたまらん読み心地だった〜〜 2013年、ギリシャショックをはじめとする南欧の経済危機の直後ぐらいにフランスで出版された作品であること、著者の年代(おそらく70年代に青春時代を過ごした?)などが色濃く反映されているのと、訳者解説によるとかなり色々な言葉遊び的な仕掛けや背景を知ってたら楽しめる描写がたくさんある、ということで味わいきれてない部分もたくさんあると思うけど 「老い」「信じること」「分断」等々は通底したテーマとしてある気がする。かなり皮肉の効いたユーモアがフランスの哲学者っぽい。









































