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- mm7785mm@pkflddvbwldzplln2122025年10月1日読み終わった久しぶりに壮大な読書体験。最近の本の軽量化、小型化に物足りなさを感じていた鈍器本ラバーとしてはたまらん読み心地だった〜〜 2013年、ギリシャショックをはじめとする南欧の経済危機の直後ぐらいにフランスで出版された作品であること、著者の年代(おそらく70年代に青春時代を過ごした?)などが色濃く反映されているのと、訳者解説によるとかなり色々な言葉遊び的な仕掛けや背景を知ってたら楽しめる描写がたくさんある、ということで味わいきれてない部分もたくさんあると思うけど 「老い」「信じること」「分断」等々は通底したテーマとしてある気がする。かなり皮肉の効いたユーモアがフランスの哲学者っぽい。