
いま
@mayonakayom22
2025年11月21日
「あの戦争」は何だったのか
辻田真佐憲
読み終わった
著者が繰り返し書いている
歴史とはつねに現代からの解釈であり、価値観により評価も変わりうる、当時が愚かだったと断じるのではなく解釈をし続けることこそが重要だ
というメッセージがとても力強い。
2箇所に引用される小林秀雄の言葉、そして
東条英機の外遊の足跡を著者自身が巡る章に書かれる「許そう、だが忘れない」の言葉も印象的。
この内容が1000円ちょっとで読めるなんて、新書の素晴らしさだ。
