
ア
@zeight_6
2025年11月24日
さみしくてごめん
永井玲衣
読み終わった
10.11月は大変仕事が忙しくて、本は読めても詩集や歌集、エッセイ、日記本をすこしだけ。映画も芸能も全然見に行けていない。なぜかそういうことに対して自己嫌悪を感じてしまうし。
この本を読んでいる途中、たしかTwitterで、「1ヶ月ごとにテーマを決めて、その月はそれしかやらない」をやってよかったっていうツイートを見た。今月もあと10日弱で終わってしまうけど、そっか今月はエッセイを読む、日記をとにかく読む月にしようと決める。あとはどっちにしろやらないといけないから、仕事をとにかくやる。決めちゃったら、エッセイを読むことに引け目がなくなる。そんな気がする。
エッセイは安寧のために、歯応えのある文体と目を合わせられないときに、手に取ることがよくある。たぶん、読みたいときは大荒れなんだ、わたしの心。でも、永井氏のエッセイは歯応えがある。自分の(とでも言ってよければ)学問だったからだろうか。『水中の哲学者たち』も途中まで読んでなぜかどこかに積んであったはず。
いいなあ。わたしも文章を書きたい。頭を掻きむしりながら文章を。
12月は、ものを捨てる。たくさん捨てる月にする。映画を見に行けたらいいな。すこし余裕ができるだろうから、うちにある岩波の赤い本を集中的に読むのはどうだろう。結局わたしは散漫だから「それしかやらない」をできなそうだ。でも、大事なこれも。すきなひとたちに、時間をかけて手紙を、窓辺で外を眺めながら手紙を書きたい。

