
ririyeye
@ririyeye
2025年11月25日
となりの陰謀論
烏谷昌幸
読み終わった
「ナチスの全体主義的支配は、少数の狂信的陰謀論者と多数の無関心によって支えられていました。」
「ナチスの全体主義は内面でどれほど自律性を保っているかのように個人が思ってみても、公共空間で自由に意見を発することができなければ、その意見は無いに等しいものであり、あまりにも無力であるという教訓を残しました。」
今、同じことが繰り返されていないだろうかと考える。
「神話(陰謀論)という恐るべき敵と戦うためには、敵を侮ることなく正視せよ」という言葉を噛み締めなければいけない状況に既にあるのが怖くもある。
考えさせられることの多い一冊でした。

