
オーカド珈琲
@K7777
2025年11月24日
ブレイクショットの軌跡
逢坂冬馬
読み終わった
570ページありましたが三連休で一気読みでした。
濃いお話の連続でいつの間にか頭の片隅に押し流されていた伏線が、終幕間際で結びついていく手際がたまりませんでした。
一台の車と一緒に、主人公が変わりながら連鎖していくお話はどれも異なるテーマや方向性で魅せてくれます。
おそらく、プロローグからエピローグに直接跳んでも読めるのですが、その間にある様々な人の物語が記されたページの分だけ、厚く感じられるエピローグは、本を読んだ満足感を充分に感じさせてくれました。

