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オーカド珈琲
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@K7777
おじさんの読書日記です
  • 2025年8月22日
    元年春之祭
    元年春之祭
    前漢を舞台にした小説というだけでもなかなか読んだことがないのだけど、さらに本格ミステリという取り合わせ。これがハマる。 詩経をはじめとしてガンガン引かれる漢籍に煙に巻かれ、犯人も動機も分からないまま解決編に突入し、しっかり感嘆させられました。 ただ、主人公の性格が…おじさんにはついていけなかったです
  • 2025年8月17日
    お梅は呪いたい
    戦国時代から封印されていた呪いの人形・お梅が現代に甦り、出会った人々を次々に呪い殺そうとする。 のだけれど、というお話。 お梅の武器は「瘴気」と「負の感情の増幅」なのですが、瘴気の正体がちょっと好き。なるほど、それはなかなか効かないね
  • 2025年8月13日
    本と歩く人
    本と歩く人
    本が好きなら読んでおけという本がたまにあるのだけれど、これはその一冊。 歩いて本を配達する老人と、それについて歩く少女と、本を配達される人たちの織りなす物語。 本に対する愛情と、端々の表現に心が掴まれます。
  • 2025年8月10日
    フォース・ウィング2-鉄炎の竜たちー 下
    フォース・ウィング2-鉄炎の竜たちー 下
    結界を巡るヴァイオレットたちの奮闘を描く下巻。小隊の仲間たちだけでなく、一年生や飛行士たちとの絆も育まれていきます。そして成長したアンダーナ。 また衝撃のラストで次巻に続きます。
  • 2025年8月2日
    フォース・ウィング2-鉄炎の竜たちー 上
    フォース・ウィング2-鉄炎の竜たちー 上
    上巻読了。上巻だけで1巻の上下巻並みのボリューム。 2年生になったヴァイオレットが試練に立ち向かう様子と、少尉となってバスギアスを離れたゼイデンとの絆が描かれ、そして、ヴァイオレットが酷い目に遭いながらも大きく物語が動いたところで下巻へ続きます。
  • 2025年7月26日
    フォース・ウィングー第四騎竜団の戦姫ー 下
    上巻で竜と絆を結んだものの、験が発現しない主人公。だんだんとシビアになっていく状況。ちょっと濃すぎる気がするロマンス。まさかの邂逅や戦い。等々ありながら、最後の最後に全部持っていかれました。そう来たか。
  • 2025年7月16日
    アミュレット・ホテル
    犯罪者御用達のホテル。銃弾でも毒薬でもオーダーできるそのホテルの禁止事項はホテル内での犯罪行為のみ。 そんなホテルで起きた事件を解決するホテル専属探偵のお話です。
  • 2025年7月10日
    老虎残夢
    老虎残夢
    時は南宋、武侠・粱泰隆が湖と雪に囲まれた楼閣で死体となって発見される。たった一人の弟子である紫苑は、直前に招かれていた三人の客のいずれかによる殺害を疑う… ということで、武侠小説&本格ミステリの合わせ技というなかなか見ない組み合わせ。超能力的な技でなんとでもできてしまうのでは、という懸念はしっかりケアされており、しっかり本格してました。
  • 2025年7月7日
    アステリズムに花束を 百合SFアンソロジー (ハヤカワ文庫JA)
    小川一水「ツインスター・サイクロン・ランナウェイ」の短編版を読みたくて購入したのですが、他の作品も素敵で、キャンペーン価格で買えてしまったのが申し訳なかったくらいでした。 百合SFと銘打たれていますが、百合要素もSF要素もそれぞれの作品で濃度も方向性も違っていて、きっとお好みのお話が見つかるはずです。
  • 2025年7月6日
    みんな蛍を殺したかった
    みんな蛍を殺したかった
    3人のオタク少女たちのもとに現れた美少女・蛍はなぜ死ぬことになったのか。 基本的に救いのない物語ですが、収まるべきところに収まっている感じがするのは、登場人物たちの解像度の高さなのかと思います。
  • 2025年7月6日
    フォース・ウィングー第四騎竜団の戦姫ー 上
    書記官を目指していた主人公が、ひょんなことから竜の騎手を育てる学校に入学。イケメン幼馴染とイケメン上級生、個性豊かな級友たちに囲まれて竜と絆を結ぶため奮闘する …という話ではあるのですが、ばったばった人が死にます。通常授業で人が死にます。主人公がいかにして生き残るか、が、上巻の主題でした。 とりあえずアンダーナかわいい。
  • 2025年6月28日
    バネ足ジャックと時空の罠〈下〉 (大英帝国蒸気奇譚1)
    バネ足ジャックと時空の罠〈下〉 (大英帝国蒸気奇譚1)
    前半1/3(上巻合わせて2/3)あたりでバネ足ジャックの正体について怒涛の種明かしが始まります。色々腑に落ちてすっきりした後は、怪人たちとの全面戦争…ということで、一気読み必至の下巻でした。
  • 2025年6月28日
    バネ足ジャックと時空の罠〈上〉 (大英帝国蒸気奇譚1) (創元海外SF叢書)
    ヴィクトリア朝を舞台にしたスチームパンク。多数の有名人が登場しています…のようだけど読み手の教養不足で…(新聞売りのオスカー少年だけ分かりました)。 神出鬼没の怪人バネ足ジャックの謎は深まるばかりで下巻に続きます。
  • 2025年6月25日
    百合小説コレクション wiz
    百合小説コレクション wiz
    百合ものを読むのは初めてでしたが、百合でしか成立しない話があることにちょっと感動してしまいました。 奥深いものですね。
  • 2025年6月19日
    よむよむかたる
    よむよむかたる
    お爺ちゃんお婆ちゃんたちが月に一度集まって開く読書会の数ヶ月を、開催場所の喫茶店を引き継いだ若者の視点で描きます。 とてもとても、優しいお話でした
  • 2025年6月8日
    十角館の殺人
    十角館の殺人
    30年ぶり2回目。やっぱり初回の衝撃は二度と味わえない…人生で一つ記憶を消せるなら十角館の殺人、とはよく言ったもの。 まだ読んだことのない人が羨ましいです。
  • 2025年6月7日
    体育館の殺人
    体育館の殺人
    青崎有吾のデビュー作。 シンプルなタイトルだと思ったら、館シリーズを意識されてるということが作中で分かるという…。 密室となった体育館で殺された生徒を、誰が、どのように殺したのか、探偵役が論理で詰めていく様子は(強引なところはあるにしても)読んでいてワクワクする。続き読もう。
  • 2025年6月6日
    竜の医師団3
    竜の医師団3
    異世界医療ファンタジーの3巻目。 お爺ちゃん竜であるディドウスのもとに卵が預けられ、やがて仔竜が誕生。幼竜に対する知識も備えも乏しい医師団は、全てが手探りで… とりあえず、赤ちゃん竜のチューダが可愛いです。まだ身体の小さな赤ちゃんのうちは人間を個体識別できる…って、それはキュンとするしかないでしょ
  • 2025年6月1日
    精霊を統べる者
    精霊を統べる者
    20世紀初頭、エジプトは英国に支配されて”いない”。ジンと魔術に彩られたカイロの街を、エジプト魔術省のエージェント・ファトマが、不可思議な大量殺人を犯した男を追う。 もう、世界観がカッコいいです。練り込まれた世界観に基づくギミックが秀逸。 少し残された謎が、次巻に期待させてくれます。
  • 2025年5月16日
    千年のフーダニット
    千年間のコールドスリープから目覚めた6人の前に、共に冬眠したはずの1人がミイラ化した姿で装置の中に横たわっていた。閉鎖環境と時間が織りなす密室で、しかし彼を殺すことのできた人物はいないはずで… ミステリーとしてのお膳立て満載ですが、ロジックによる謎の解決という点ではもう一声ほしかったところです(あくまで個人の感想です)。SFとしては秀逸で、後半一気読みでした
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