
伊緒
@i-o-i-o
2025年11月25日
「国語」と出会いなおす
矢野利裕
読んでる
ずっと気になってた本を読み始めたところだけど、まず冒頭から、文学畑の人の国語批判や、共感・物語批判について言及されていて、へ〜そうなんだ、全然知らんかった…と思った。
著書が想定するような文学と縁遠い学生だったので、国語で強制的に学ぶ機会があって有り難かったと思う。ごんぎつねが一番印象深い。教科書の中の赤い曼珠沙華が、伯父が死んだ時に庭に咲いた曼珠沙華と重なって、なんとも言えない哀愁を感じていた。しかしこうした共感は文学的ではないということ…?