
monami
@kiroku_library
2025年11月23日
街とその不確かな壁(上)
村上春樹
読み終わった
聴き終わった
再読。
最初にこの本を読んだ時、サンライズ出雲で山陰へ行き、足立美術館へと向かう電車に揺られながらページをめくった。
あの時に見たいくつもの山々と、その山あいに流れる川のことをこの本を通じて思い出す。
そして、この本は宮崎駿監督の『君たちはどう生きるか』を私に彷彿とさせる。
名作を数多残してきた、慣れ親しんだ表現者のみせるカオス。当人の本当にしたかったであろう表現がふんだんにかかれた、ある意味童心にでも帰ったみたいな作品。

