Reads
Reads - 読書のSNS&記録アプリ
詳しく見る
monami
monami
@kiroku_library
  • 2025年5月26日
    カフネ
    カフネ
    食に関する本ということで気になって聴き始める。 まだ一章の途中だが、主人公の不安定な危うさには共感もありどこか引き込まれる。 私がもっとも落ち込んだ時、自分の部屋を動画に撮った。 その時はああ汚いなぁ早く片付けなきゃなぁと思いながらどこか他人事のようだった。 後でその動画を見返すと、あまりにも汚いのでぎょっとした。 そして、当時の自分の無感覚さにひしひしと事態が深刻であったことを思い知らされた。 ほんの些細な後回し、面倒くささ、諦め。 現実なんて見ても嫌気がさすだけ、途方に暮れるだけ。気力もなく横たわり、仕事に行き、楽しいことだけを甘受し、焦りからくる無力感に泣く。そんな日々だった。 「虚しい」 「きっと人間を最後に立たせるのは勇気でも、希望でも、夢でもなく見栄だ。」 すでに刺さりすぎる言葉たち。
  • 2025年5月25日
    ねじまき鳥クロニクル 第2部
    暇さえあればずっとAudibleで聴いていた。 へとへとに疲れて心が荒んだ日は、部屋の電気を真っ暗にして井戸の底の話を聴いた。   ゆっくり考え事をしたい時、井戸の中に入る。この圧倒的な停滞。初読は中学生の時だが、恐らく、自分でも気づかないうちに、この考え方に影響されてしまった気がする。 たぶん、ものごとはおじさんのように段階的に、かつ手のつけやすいところから始める方が良いのだろう。(彼のやり方もかなり変わっていたし、時間のかけ方はちっとも一般的じゃないけれど) ただ待つことだけが必要なことなんて少ないし、一方で全ては時を待てば何かしらの意味を帯びるような気もする。
  • 2025年5月25日
    灯台へ
    灯台へ
    チョコレートアイスを食べながらのんびり読んで休憩中。 あ〜好きな感じ〜求めてた感じがきた〜と思っている。この読み心地のよさよ…。
  • 2025年5月25日
    虚空の旅人
    虚空の旅人
    現実逃避し続けるように本を読んだ。 個人的にチャグム皇子にスポットがあたって嬉しい回。
  • 2025年5月24日
    お菓子とビール
    お菓子とビール
    心が荒む時になぐさめてくれるのはいつだってモームの文章。 トゲトゲした気持ちで読み始めて、しばらくは穏やかな気持ちのまま放置して、そろそろ頃合いかとわずかに残していたページをすべて読み切った。 結果として、私の苦い思い出と混じり合うことになったこの本。 p.36 いかなる感情でもいかなる苦しみでも、それを文章に書いてしまって、物語の主題やエッセイの添え物として活用しさえすれば、すっかり全部忘れられる。自由人と呼べるのは作家だけである。 私も、下手に羨んだり落ち込んだりせず、私の中の偏見をそのままに肯定した、ユニークな世界を描けることができれば、自由になれるのかしら。
  • 2025年5月22日
    ねじまき鳥クロニクル 第2部
  • 2025年5月21日
    ねじまき鳥クロニクル 第1部
    前回読んだのはたぶん中学生くらいの時だけど、間宮中尉の長い話は印象に残って少し覚えていた。 それにしても藤木直人さんの老人の声が自然すぎる。
  • 2025年5月21日
    森の生活 上
    森の生活 上
    大学生の時学友に借りた映画、『いまを生きる』をみた時から読もうと決めていた本。 数ページを残して積読していたが、ようやく上巻は読み終える。
  • 2025年5月19日
    自然は導く
    自然は導く
    外で本を読みたくなった時は決まってこの本を持って行く。 そして、時に自然を見渡しながら、本に書かれた距離の測定方法だとか、方角の見分け方だとかを試しながら読む。 分からない部分が多くて、斜め読みになったところが多いけど、時折ひっぱりだしては読み返したい本。
    自然は導く
  • 2025年5月19日
    いばらひめ<新版>
    いばらひめ<新版>
    シンプルだからこそツッコミどころが多いこの物語。 金のさらが12まいしかないからと仙女をひとりだけ仲間外れにしたり、たまたま100年の目覚めのタイミングに居合わせた王子が眠る姫に勝手にキスをして目を覚まさせたり。 文字通りに受け取ってしまえば変わった物語だが、だからこそ想像の膨らましがいがある。 皿を言い訳に、娘から悪い人間だけを遠ざけようとした親の身勝手は、子への愛が裏目に出たとも言えるだろう。さらには呪いの元凶だからとつむをのこらず焼き捨てまでしたのに、それは結果的に娘の好奇心につながっている。親なら誰もが味わう可能性のある悲劇たち。 そして、ちょうど城の百年の眠りからの目覚めに居合わせた王子は、かつて何人もの挑戦者を殺してきた「いばら」にすんなり道を譲られる。なんとタイミングの良いことか。しかし、キスで目覚めたいばらひめは、王子をしんからなつかしそうに見つめている。 ということは、ふたりは百年前に出会っていた可能性もあるのではないか? もちろん夢で会ったというのも素敵。でも前世での身分違いの恋?それとも王子はもともと人間ですらなかった?ふたりには百年の時がどうしても必要で、人間に生まれ変わった王子との奇跡の恋がいま叶ったのではないか? 百年の時を経て、愛しい人からの目覚めのキスで起きるお姫様は、いったいどんなに素晴らしい気分だろう? そんなロマンチックな妄想も、この物語だからこそ無限大の可能性に満ちている。
    いばらひめ<新版>
  • 2025年5月19日
    夢の守り人
    夢の守り人
    何度読んでもこの巻は、ひやひやしすぎて一度中断してしまう。 けれどやっぱり読んだ後は、よかったなぁとやっぱり思う。次巻も楽しみだ!!
  • 2025年5月17日
    ねじまき鳥クロニクル 第1部
    村上春樹作品をAudibleで聴くことにハマっている。 家事との相性がとてもよいのだ。 パスタを茹でる、アイロンをかける、そういった家庭的で日常的なものに、ひけらかさない個人的な信念がある。それがすごく人間として真っ当な感じがして心地いい。はかどる。
  • 2025年5月17日
    現代用語の基礎知識 2025
    現代用語の基礎知識 2025
    中々読み進められず、ベッドサイドの飾りとなり始めていたので、ドライヤー時間のお供にすると今日決めました。
  • 2025年5月16日
    遠慮深いうたた寝
    ずーっと、素敵な表紙だなと思っていた本。 初めてハードカバー版をみかけたので買ってしまいました。 小川洋子さん、はじめて読むのにエッセイだわ、なんて思い込んでいたけれど『博士の愛した数式』の方だった。『妊娠カレンダー』も大学の授業で扱われたことがあった…。あなたでしたか!という気持ち。
  • 2025年5月16日
    詩の誕生
    詩の誕生
    ただぼんやりと言葉も持たず漂っていた感覚が、するすると言語化されてゆくので唖然としながら読んでいた。お二人の知識と、言語化の力量に圧倒される。
  • 2025年4月28日
    意味の深みへ
    意味の深みへ
    ようやく読書記録を作成
    意味の深みへ
  • 2025年4月25日
    ノルウェイの森(下)
    印象的な終わり方だった。 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ しかしワタナベくんが、直子ではなく緑を選んだことが悲しかった。 ワタナベは緑と居ても直子を想っていたし、それなのに緑のことを選んだのは私にとって不自然な気がした。 永沢さんの「自分に同情するな」という言葉はとても重要な言葉だった。オーディブルでこの作品を聴いていたので、私はこの言葉を聴いた時、道端に生えたたんぽぽを見ていた。 また、永沢さんの合格祝いのシーンは、夜の散歩に出かけながら聴いた。ライトをつけて暗い階段を登り、まだ枯れた藤棚越しに星空を見上げた時、永沢さんは自分とワタナベは本質的には同じなのだという話をしていた。それから、わたしは一度オーディブルを切って、ただぼんやりと星を見て夜の山をみて帰った。 『魔の山』は、まだ下巻を読めていないので、それを読み切った時にもっと深くレイコさんや直子のことを、そしてワタナベくんのことも理解できるんじゃないかと期待している。
  • 2025年4月24日
    闇の守り人
    闇の守り人
    守り人シリーズを読み返そうと決めたものの、『精霊の守り人』が好きすぎるあまり、もうメインディッシュが去ってしまったような気持ちで読み始め、読み進めるペース落ちちゃうかもな、なんて思っていた。 とんでもない!そうだ。面白いんだった。こんなにも。 チャグムとバルサ、そしてタンダの行く末を見守りたい気持ちが強すぎて、バルサのみにフォーカスしたいわゆる過去回想編みたいなものに突入することにもどかしさを感じていたが、結局一度引き込まれたらバルサのことがもっともっと好きになったし、彼女が過去と向き合うことが出来て本当に良かったと思った。
  • 2025年4月23日
    魔の山 下
    魔の山 下
  • 2025年4月23日
    郊外のフェアリーテール キャサリン・マンスフィールド短篇集
    最近ひとりでいることが寂しい。でも誰かといるのが窮屈だ。 ひとりでいるのがとても好き。そして、そのことを記録に残す。些細なことを大切にしたいから。共有したいと思える人がそばにいない事はなんだか虚しいけど、でももうそう生きることに馴染んでしまった。 だからこの本をじっくりと読む。英語と、日本語の両方で。キャサリン・マンスフィールドのように世界を捉えることが出来たら、もっと人生は素晴らしいものになるような予感がする。
読み込み中...