りら "三頭の蝶の道" 2025年11月26日

りら
りら
@AnneLilas
2025年11月26日
三頭の蝶の道
三頭の蝶の道
山田詠美
文芸の世界の闇を扱った金原ひとみの『YABUNONAKA』を聴き終わったところで、かつての文壇を舞台にした作品も読みたくなって、次に聴いてみた。 担当編集者、同業作家、秘書、長年疎遠だった孫から見た、「女流作家」の矜持。確かにこれは世代的にも山田詠美にしか書き得ない作品のようだ。 三章にわたってその生き様が語られる三人の女流作家とその死を見届ける若手作家のモデル(河野多惠子、大庭みな子、瀬戸内寂聴、山田詠美)は明らかだけれど、脇役として登場する他の架空の作家のモデルが誰かわからなくて気になっているうちに、さらっと終わってしまった。あくまでフィクションではあるというけれども。 大庭みな子はたぶん全く読んだことがなくて、もう少し当時の空気を知っていたらもっとこみあげてくるものがあった気がする。
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