
よもぎ餅の本棚
@yomogi03
2025年11月27日
許されようとは思いません
芦沢央
読み終わった
図書館本
重かった…😇
表題作を含む全5編。
どれも人間の心の“嫌なところ”が映し出されていて、
隠してた本音を突かれるような話が多くて「うわぁ…」と思いながら読了。
⸻
✍️ 各話の感想
■ ありがとう、ばあば
子役である孫のマネージャーとして働く祖母。
それは…誰のため?
違和感の正体が明らかになった瞬間ゾワッ。
そんな理由で…!?
■ 姉のように
ラストまで読んで頭を抱えた。
“そうなるんだ…そこに着地するんだ…”
期待されていた中でのミス。
素直に相談していたらこんなことにはならなかったのに。
最後の一文で背筋がゾワリ。
■ 絵の中の男
なんやかんや描写がグロい。
天才画家の苦悩…とも言えるし、なんとも複雑。
読みながら気持ちがねじれる感じ。
■ 許されようとは思いません(表題作)
村の閉鎖性、よそ者への冷たさ。
田舎育ちとして“身に覚えあるかも…”とゾッとする。
そこまでして…
でもだからその言葉になるのか。
この作品だけ読後感が比較的優しいような気もする
どの話も、心の奥をぐりっと抉られる“嫌な読後感”が最高に刺さる。
タイトル回収の痛さが胸に残る短編集。