
Michika
@0610shun
2025年11月27日

研修生
多和田葉子
主人公の文字や言葉、
目に映る景色に対する感度が高くて
自分では気づきもしない視点で世界を楽しめる。
ドイツの書籍輸出取次会社の
研修生として働く様子が
淡々と綴られていくけど、
外国で働き生活することの心細さ、
それでも積極的にに人と交わっていこうとする姿勢も描かれている。
その中から言葉や何かを書くことへの
切実な思いが募っていく様子が感じられて
多和田葉子さんの物語を堪能しているという感じ!
カフカ、漱石、チェーホフ、森鴎外など
たくさんの文学作品がいろいろな場面で引き合いに出てくるのが印象的。
本好きにとって本にまつわる記憶は、
どこへ行っても自分から離れない拠り所にもなり得ると思えた。








