かのうさん "山の上の家" 2025年11月27日

山の上の家
山の上の家
庄野潤三
夏葉社の本なので気になって。 夏葉社の本は全て、本の佇まいが読んでみたいと思う本だ。 帯に「本を読むよろこび」とある。 庄野潤三という作家の案内本だ。 ものすごく良かった。 見つけた!と思った。 庄野さんは亡くなっているけれど私はこの人の本をずっと読み続けることになるだろうと思う。 とても読み心地が良いというか、陽だまりの中でお昼寝をしているような感じ。 本を読んでいて、そんな心地良さを覚えた。 文章におけるこの方の考え方が好きだ。 ものすごく内面的で優しくて嘘がないというのか。 また、夏葉社の島田潤一郎さんという人もいいなと思う人の一人なので、その人が好きな作家さんだからというのもあるのかもしれない。 青葉の笛という話。 この話、ご本人の実体験だったのか。 人間魚雷の話。 だけど、なぜこうも、悲惨さは感じるがそこにはあまり触れず主人公のいつもと変わらない内面が書けるのか。 こういう心境に行き着くにはどのようなことを日々考え考えしていたのか、すごく興味を持つ。 ちょっと生き方としてお手本にしたいような気持ちでいる。
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