midori doremi "きみは赤ちゃん" 2025年11月28日

きみは赤ちゃん
きみは赤ちゃん
川上未映子
はじめての川上さんの本。 感情的な表現は盛りだくさんなのに、とても読みやすくてすらすらと進む。わかる!え!?そうなの!?という強い共感や疑問のような感情はわかない代わりに、誰もを受け入れるやさしさのある文章だなあと思った。誰も傷つけない、というか。プロのお仕事だなあ。 最近、妊娠にまつわるエッセイや漫画をたくさん読ませてもらっている。子どもや夫婦のかたちは、ほんとう人それぞれなんだなあ。 図書館で借りてきたこの本も、程よくクタッとした貫禄があって、たくさんの人の手に渡ってきたのだと思うと、また感慨深い。
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