-ゞ- "増補改訂版 スマホ時代の哲学..." 2025年11月28日

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@bunkobonsuki
2025年11月28日
増補改訂版 スマホ時代の哲学 「常時接続の世界」で失われた孤独をめぐる冒険
以前にも紹介した本書。 何度か読み返してみて、改めて本書について語りたいと思った(画像は以前の紹介ツイート)。 読み返してみて、「文章を書くことは<趣味>になり得るか」を考えた。 本書における<趣味>には「孤独を取り戻す」「自治する」「モノを作る過程で試行錯誤する」など複数の意味が与えられている。また、<趣味>をSNSでアピールすることも「孤独を失う」として注意を促している。 文章は、そもそも人に読ませることを前提に書くわけで、SNSでなくともwebのサービスに文章を投稿することはあるだろう。こうした時、孤独が失われる恐れは十分にある。他者と繋がりたいがために文章を書く、というのは普遍的な行動だ。 著者自身は文章を書くことを<趣味>に入れているだろうけれど、本書の<趣味>の定義に照らし合わせた場合、「孤独を取り戻す」という点で<趣味>でなくなる可能性がある。 文章を書くことは<趣味>として成立しうるけれども、危ういバランスの上で成り立っている。本書で何度も警鐘されるように「自分だけは大丈夫」と思わないことが<趣味>たらしめるのだろう。
増補改訂版 スマホ時代の哲学 「常時接続の世界」で失われた孤独をめぐる冒険
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