"植物少女" 2025年11月29日

北
@kita_9
2025年11月29日
植物少女
植物少女
朝比奈秋
読みながら、自分がいかに「普通」の身体感覚と医学的状態を前提として生きているかを強く意識させられた。インクルーシブ教育に触れる機会は多くありながらも自分がそれをよく理解できていなかったこともよくわかる。 深雪や美桜、父や祖母を不幸だと思い、その関係性を歪んだみにくいものだと思い、それは不幸だと感じる気持ちが読後の今もあり続けてしまうことが、それを証明している。 ただ、深雪やあっ君が生きていること、呼吸をして、生き続けて来たという確かなこと、そしてこれからも生き続けていく、そして誰かと繋がっていくこと。それもまた普通の幸せなのかもしれない。 最初は冷たく怖いだけの話が、最後には静かに、ただ暖かく姿を変えたように自分は読んだ。
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