植物少女
58件の記録
- 214棗@ntm0222482026年5月21日まだ読んでる今のところ主人公のみおが凄く気持ち悪い。まだ小学生なんだけどとにかく気持ち悪い。そして果てしなく哀れ。頭の良さを持て余してるし心のさみしさも持て余しているような感じがしている。
𝘴𝘩@____livre9232026年4月24日読み終わった借りてきた急に母がいろんなものを失った人間に思えた。(p66) 母をゴミ箱のように扱っていた時代のわたしの業は、胸の中で数多くの硬いしこりになって、母を蝕んでいったのだ。(p177) . 息をして、ただ息をしているだけの人間を果たして『人間』と称ぶのか 病室で生涯を過ごした母の人生はなんだったのか、どうすれば正解だったのか、娘でさえ父でさえ判らない 何度も借りて迷って返すを繰り返していた本を、腹を括り読了しました たくさんのひとによんでほしい



youm@youm2026年4月21日読み終わった自分を出産する際に植物状態になった母をもつ主人公が、そのような母と関わり続け、幼年期から大人になり、母が亡くなるまでを描く。 主人公もその他家族や周りの人達も、植物状態である母の気持ちはわからない、ゆえに勝手に想像する。それがいいとか悪いとかではなく、それしかできない。ただいかんせん主人公は植物状態の母しか知らない、そんな主人公の思いは計り知れなく、共感はしにくい。それもあってか、少し離れたところからこの重いテーマについて触れることができることが少しだけ自分の気持ちを楽にしてくれる。 それでも、登場人物たち各々の思いのように、割り切ったり、割り切れなかったり、自分だったらどう関わるのだろうか…と考えさせられる。答えなんて出なくて、それでもこのテーマと向き合えたこと自体が良い経験になったと思える。


okabe@m_okabe2026年3月13日読み終わった『私の盲端』同様、生きることの生々しさ感じる。深雪は植物状態だが、美桜や看護師、あっ君との関わりを通して、強烈に「生きている」と感じる。 健常者を基準に作られた社会の中で、非健常者はいないことにされる。著者の作品は、そんないないことにされる人たちの生に光を当ててくれる。

itshin@it_shine2026年2月8日読み終わった植物状態になった母親とその娘とその家族の話。娘さんを産むときに母親は植物状態になって、ある種、その娘はその母親を支えに、あるいは、その病室の同じような植物状態の人たちと共に「生きている」というストーリー。 こういうことってあるんだろうなぁと思う。物語を読み終わって、いろんなことが去来する。自分を産むことをきっかけに母親がそうなって、母親の半ばいない状態で、娘の美桜は成長して、結婚して出産する。娘の子供もまた女の子で。母と娘の関係というのを考えてしまうし、人が生きているということがどういうことなのか、植物状態だとしても、生きているということが、その死を持って語られる。 小説ってのはいろんなことができるんだな。面白かったです。






北@kita_92025年11月29日読み終わった読みながら、自分がいかに「普通」の身体感覚と医学的状態を前提として生きているかを強く意識させられた。インクルーシブ教育に触れる機会は多くありながらも自分がそれをよく理解できていなかったこともよくわかる。 深雪や美桜、父や祖母を不幸だと思い、その関係性を歪んだみにくいものだと思い、それは不幸だと感じる気持ちが読後の今もあり続けてしまうことが、それを証明している。 ただ、深雪やあっ君が生きていること、呼吸をして、生き続けて来たという確かなこと、そしてこれからも生き続けていく、そして誰かと繋がっていくこと。それもまた普通の幸せなのかもしれない。 最初は冷たく怖いだけの話が、最後には静かに、ただ暖かく姿を変えたように自分は読んだ。


tico@mi032025年11月8日読み終わったただそこに在るということ 呼吸して、存在していること その身体に寄り添い、 時に向かい合ってくれる他者がいる限り 能動的でない生はない 手を握るのが上手な人。 植物状態のお母さんと みおちゃんは共に時間を過ごし、 その中で多くの物を受け取った それは紛れもなく子育てで、 娘という他者との親密な関わりだった- 村崎@mrskntk2025年9月18日読み終わった文庫で再読。やっぱりとても好きな小説だ。 呼吸をしているということをこんなに伸びやかに、ただの綺麗事にせず、けれどうつくしく描写している小説ほかにない………美化することとうつくしいと思うことは、別なんだ… 朝比奈秋さんの作品は生についてが全体に濃く漂うけど、植物少女は、生きているということを上からでも下からでもなく、正面から教えてくれる小説だと思う。で、生きているからなにかしろということもなく、ただ生きているという事実、人間同士の境目もなく、あるいは人間とほかの生物の境目もなく…生きているものが生きている、これだけのことをこんなに広く広く表現できるんだ……





みやちゃん@reads-miyachan2025年9月18日読み終わった『何も考えられない、何も思うことができない母は、もしかしたら、こんな生の連続に生きているのではないか。息だけをして生きる、この確かな実感の連続に居続けているなら。』


もん@_mom_n2025年8月29日読み終わった心に残る一節@ 自宅朝比奈秋さんの小説を読むのは『私の盲端』『あなたの燃える左手で』に続いて3作目だが、私は『植物少女』が一番好き。静かでひんやりしてすべすべしたくなるような読み心地。ここには書ききれないほど好きな場面や文章がたくさんある。今後純文学のおすすめ作品を聞かれたらこの本を勧めたい。 p.72 わたしの母は動かないし、しゃべらない。目も開けないし、笑わない。それがよかった。 しかし、目の前にいるのは、やはり普通に生きていたあの女性が脳にダメージを負って、何もできなくなった人。 それが今の母で間違いなさそうだった。 p.112 みんながわたしにゴミを投げつけてきた。空っぽのものを見れば、そこにゴミを投げ入れたくなる。それは当たり前のことだった。 でも、わたしは他人のゴミ箱になる気はない。 p.175 すでにそこに母がいないことはわかっていた。ただ、呼吸でもって母の存在を伝えてくれたこの体を、今はもう本当に空っぽになったこの体を、いくつかの言葉で満たしたかった。



N@r_is_for_read2025年8月18日読み終わった植物人間という人たちのことをあまり知らなかったけれど、こんなにも「生きている」のだと思っていなくて驚いた。 深雪さんが植物状態だった25年間も、彼女は彼女なりの人生を全うしたのだと思えました。


















































