

北
@kita_9
今は三島賞読んでます。
- 2025年7月31日クォンタム・ファミリーズ東浩紀読み終わった買った読了直後でまだあまり言葉にはできないし、しなくてもいいと思う。いつか勝手に感想を書きたくなると思うから。それくらい面白かった。大好きな本の一つになる予感がする。
- 2025年7月31日イッツ・ダ・ボム井上先斗読み終わった
- 2025年7月23日ジャクソンひとり安堂ホセ読み終わった強烈。読んでいてむずむずする感覚があり、それはおそらく自分の中にある「ジャクソンら」への無理解、無知、偽善的な部分から生まれている。やはり安堂の作品には我々への怒りが満ちており、それは読んでいる自分に向かって押し寄せて来る。『DTOPIA』でも感じた世界への怒りと絶望がここにもある。最後に社会の悪意みたいなものが殺されるところの疾走感とカタルシスは凄まじいものがあるとともに、筆者の内心におこがましくも思い馳せずにいられない。 しかし当事者性から逃れた文というものは今はあり得ないのかもしれないな。最近の小説はそこからしか出発できないのかもしれない。そして俺もそれ以外の表現をあまり想像できないところが悲しい。
- 2025年7月22日
- 2025年7月21日
- 2025年7月14日ゲーテはすべてを言った鈴木結生読み終わった今年の芥川賞は2作ともすごくよかった。この時代に生まれるべくして生まれた作品という感じ。現代的な課題を2つの作品ともに別の視点から語っている。純文学の現代性という側面を強く感じる選考結果だ。『ゲーテ…』は筋自体はステロタイプなきらいはあるし、アカデミアへの楽観的な幻想はあるかな(院生さんである作者には失礼かもしれない)と思うけどそれでもこの情報の氾濫の中に生きることへ見事な一石を投じていると思う。救いが家族に集約していくのは納得いかなかったけどな。すごくしっかりした作品だったから気になって作者のインタビューを読んでみたけど、エンタメ性も意識してるんだろうなってすごく感じた。面白い小説をこれからたくさん書いてほしいです。
- 2025年7月2日シルマリルの物語新版J.R.R.トールキン読み終わったひっさびさに読んだけどすごい面白いなあ。子どもの頃は気がつかなかった、というより読み込めなかったことに今なら気がつけて興奮する。シャドウオブウォーもやってみたくなったな。やはり世界観の作り込みという点において、トールキンに並ぶファンタジー作家はいないだろうというのが今の感想。ここまで風呂敷広げておいて面白いのはちょっとすごすぎる。
- 2025年6月15日階段途中のビッグ・ノイズ越谷オサム読み終わったかつて読んだ高校生の頃に初めて読んだ本。自分がどこにも行けないような気持ちになった夏に読みたい。ロックが好きになったきっかけでもある。Green Dayいいよね。 最近「夏っぽい」本を探してるから、誰でも気軽におすすめして欲しいです。
- 2025年6月15日
- 2025年6月7日あなたと原爆 オーウェル評論集ジョージ・オーウェル,秋元孝文読み終わった「安全で文明化した生活によって私たちはあまりに敏感になりすぎて、あらゆる直接的で素直な感情を何か不愉快なものと感じてしまうようになってしまった。寛容さは意地悪と同じくらい痛ましく、感謝は恩知らずと同じくらい忌々しくなってしまった。」
- 2025年6月7日
- 2025年6月7日改訂新版 共同幻想論(1)吉本隆明読んでる
- 2025年6月4日大図解 九龍城九龍城探検隊,可児弘明,寺澤一美買った
- 2025年6月4日旅する練習乗代雄介読み終わった
- 2025年6月4日
- 2025年6月4日いかれころ三国美千子読み始めた
- 2025年6月1日DTOPIA安堂ホセ読み終わった読書人の文学賞離れが言われる中で、一丁前に権威から離れるのがかっこいい姿勢だと思って馬鹿にしてる時期が自分にもあった。 ただ、祖父の故郷に旅行に行った際に、伯祖父の本へ向かう柔らかな姿勢と90近くなっても新しい文学への興味が尽きない好奇心に観念をぶっ壊されてしまった。実際文学賞を通読する挑戦をしてみた中で、面白く新しい作品にいくつも出会ってしまって、改めて自分の狭隘なところを突きつけられてしまった感じがする。 伯祖父が最近の作家で特に評価していたのが宇佐見りんと安堂ホセ。試しに安堂の『DTOPIA』を読んでみたらこれがとてつもなく面白かった。とくにP.22からの「フォーマット」についての文章は圧巻。この作品で安堂は世界を実に現代的に捉え、美しくないその場所へ絶望しつつも、それでもそこを皮肉り続け、先へ進んでいく。
- 2025年6月1日猫を抱いて象と泳ぐ (文春文庫)小川洋子かつて読んだ
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