
なず
@nzn_2000
2025年11月29日

踏切の幽霊
高野和明
読み終わった
人けのない踏切で目撃された幽霊のような白い靄と、その周辺で起きた女性が落命した事件が結びつく。
怪談話を思わせる走り出しから、女性の身元調査の為に徐々に探偵小説のような話運びへとスライドし始めていく。
素晴らしいゴーストストーリー。
90年代の繁華街の賑わいの裏で、人が消費されている現実がある。歳末の雰囲気と喪失の陰が重なり合うようだった。
元々映画用のシナリオとして書いて城戸賞も取ったが映像化に至らなかった作品を小説として世に出したとか。
映像化しないかな。

