
ユメ
@yumeticmode
2025年9月28日
月曜日の抹茶カフェ
青山美智子
読み終わった
感想
『木曜日にはココアを』に繋がる連作短編集。青山美智子さんらしく、ひととひとの縁が優しく丁寧に紡がれている物語が心地よい。
物語の起点となる「マーブル・カフェ」オーナーの、今の自分を形作っているのは過去の無数のひとたちの繋がりである、という考え方が素敵だ。それを反映するかのような、各章でちらりと姿を見せた登場人物が次の章で主役となる構成がよかった。ひとの数だけ物語があるのだ、と思わされる。
睦月から師走までの全十二章からなる短編集で、文章の端々から季節感を感じられるのも読んでいて清々しかった。



