
りら
@AnneLilas
2025年11月30日
グレイラットの殺人
M・W・クレイヴン,
東野さやか
読み終わった
audible
聴き終わった
@ 自宅
〈刑事ワシントン・ポー〉シリーズ4作目。
2022年度英国推理作家協会スティール・ダガー受賞。
2023/24年国内ミステリランキング本格6位。
今回も安定の面白さで、真犯人がわかってからが真骨頂。
今回は地元警察は背景に追いやられ、FBIとMI5がぐいぐい出しゃばってくる形での捜査で、度重なる妨害にも屈しないポーのメンタル強者振りが頼もしい。
初めてポーの元軍人としての一面に迫ったエピソードでもあり、国家間の折衝に当たらなければならない捜査上のパートナーをよそに、ポーはあくまで個人の痛みと動機の背景に思いを致してくれる稀有な刑事なんだよね。
ポー自身の復讐への道筋も一作ごとに着実に前進していくから、いつかこの落とし前がついてしまえば、このシリーズも終わってしまうのだろうか、いや終わらないでほしい。
著者あとがきでシリーズ執筆の背景を知れたのも嬉しい。
2.0倍速。このシリーズのナレーターさんがこれまで聴いた中で一番聴きやすい。
