
yt
@yt
2025年12月1日
女の子の背骨
市川沙央
読み終わった
三島「憂国」を、江藤淳の思想とともに現代へ。
「じゃあわたしも、通報しなきゃいけなかったのかもしれないって、思った」(p132)
文学が現実を凌駕する想像力を持っていて、端的に嬉しい。
ゴの存在も効いていて、著者にゃもっと書いてほしい。
(オフィーリア23号)
「姉の部屋にいることは、姉の〈できない〉を見ることであり、自分の〈できる〉を見せつけることだった」(p179)
病気で海外旅行に置いてかれる姉。
「金と善意で救われた奴は、恵んでくれた相手を必ず憎むようになる」(p215)
すべての当事者になることはできないから、普遍的なバランス感覚がほしい。
(女の子の背骨)









