
北
@kita_9
2025年12月1日
N/A
年森瑛
読み終わった
上辺の言葉で当事者たちをわかったつもりになる今の風潮へのアンチテーゼなのはわかる。当事者からすればその勝手さ、傲慢さは鼻持ちならないと思うし、そんなに単純に生きてるわけではないって言いたいことも痛いほどわかる。
それはそれとして、作中の人物たち、特に主人公「まどか」について。自分の言葉で喋らなくたって、借り物の言葉で喋っていたって、相手のことを思っていないわけではないと自分は思うけどな。そう描かれているのは彼女がまだ高校生だからかもしれないが(そうだとしたら私が今受けている印象からして筆者は大成功していると言える)。
理解を求めることだって、ある意味で暴力性を孕むものだし、作中で主人公が勝手に相手のことを理解したつもりになることには違和感があった。自分はそんなコミュニケーションをしてないかな…最近の自分に照らして随分勝手な読みに引っ張られてしまった感じはある。でも読書ってそんなもんじゃんかとも。締らんなあ。




