
きなこ
@kinako2025
2025年11月27日
影犬は時間の約束を破らない
パク・ソルメ,
斎藤真理子
読み終わった
韓国文学
どこかで読んだ文体だと思ったら、『もう死んでいる十二人の女たちと』の作者だった。
あまりよく覚えていないけれど、不思議な文章で不思議なお話だったような気がする。起承転結があるようなストーリーではなく、感覚的な?
この『影犬は〜』も短編なんだけれど、登場人物が最初はAで、次にAの同僚のBが語り手になり、次はBが知り合ったCが主人公で....と目まぐるしく変化する。
基本にあるのは、それぞれのお話に「冬眠」する人が出てくる点。もう昔のように場所を移動する旅行はしないで、休暇は短期から長期の冬眠をするようになった世界。冬眠中に見る夢には「作られた記憶」があるという。実際には経験していないが、まるで経験したように記憶し、冬眠から覚めたあと、実際に行っていない場所に行った記憶があり、その場所の地理を正確に記憶していたという。


