eye "彼岸過迄" 2025年12月2日

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@ulala_
2025年12月2日
彼岸過迄
彼岸過迄
夏目漱石
11月22日に行われた、奥泉光といとうせいこうの文芸漫談、今回のテーマは夏目漱石の「彼岸過迄」。 本当は読了して参加したかったのだけど、なかなか読み進められず、3/4ほど読んだところでの参加となった。 正直、それほど面白いとは思えなかったので、どんな会になるのかな、なんて思ってたのだけど…。 奥泉先生の解説が面白すぎた。 彼岸過迄の執筆時の夏目漱石の状況、主人公(と言っていいのかわからないけど)の敬太郎、田口の性格的なコントラスト、細かいツッコミの数々。 めちゃくちゃ面白かった!! 敬太郎は、三四郎や坊ちゃんなどの前期作品の陽気な雰囲気があり、田口は後期作品の地獄のような暗い雰囲気がある。この小説は、暖流と寒流が交わる潮目のようなものだということらしい。 物語というのはこうやって読んでいくのか!と、今更ながら勉強になった。 この小説で一番ページを取られているのが、田口と千代子の恋愛的やりとりなのだけど、時系列が入り乱れるので一瞬騙されるんだけど、よく考えたら、まったく進展してなくて怖い。これも説明聞くまで盲点だった。 小説が面白かったというより文芸漫談が面白すぎたという感想になっちゃうけど、文芸漫談があったからこそ、この小説の面白さに気づけた。奥泉先生ありがとう😊
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