
フジサン
@fujisan
2025年11月30日
走馬灯のセトリは考えておいて
柴田勝家
読み終わった
表題の「走馬灯のセトリは考えておいて」は世にも奇妙な物語の実写版を見ていたので、他の短編作品も同様のテイストかと思っていたらジャンルの幅が多種多様で驚き。
論文形式で描かれている作品(読むのに非常に苦労した…)や、柞刈湯葉作品のようなディストピアをコミカルに描いた作品、はたまた作者本人の経験談をメタ的な視点で捉えた作品などバラエティに富んだ作風と文体が1冊の中で楽しめて、まだまだ読みたいと思わせるような内容だった。
