
羽根໒꒱
@feather_
2025年12月3日
号泣する準備はできていた
江國香織
読んでる
ちょっと開いた
「じゃこじゃこのビスケット」
大人に憧れるひねくれ少女のひと夏の眩しい思い出の物語。
大人になって思い返したとき、若い頃の思い出が自分にとって眩しいものであったらいいなと思った。真由美さんみたいに、ひねくれててもつまらなくても、寂しくても、ふとした瞬間に思い出せるような眩しい思い出が欲しい。
「じゃこじゃこのビスケット」の言い回しが上手くて、真由美さんの感情とか17歳の女の子のリアルな感じがすごくよく分かった。それ以外でも、見栄っ張りで他人のことをうっすら見下してて、そのくせ1人ではいられない感じが本当にリアルだと思う。
特に好きなのがラストの、「じゃこじゃこのビスケット」ではなくなり大人になった真由美さんが思うシーンで、「言葉にすると自分が言いたかったこととは違う何かになる」という言葉の重みと寂しさがすごく好きだなぁと思う。思い出の上に今の人生がある感じがすごく好き。





