号泣する準備はできていた
88件の記録
Bunka@cosmos_n2025年12月12日読み終わった@ カフェ今日は調子が悪い。 電車に乗って病院へ行く。 移動中も待ち時間も本を開く。 診察が終わり電車で最寄駅まで戻り近くの喫茶店で遅めの昼食をとる。 席に着き、甘めの煙草に火をつけ一服。 吸い終わると珈琲がきてひと口啜り、さっきの続きを読み進める。 さっきまで悪かった調子が嘘のよう、気分が良くなってきた。 江國さんの小説には薬のような精神を安定させる効用があるようだ。 次は何を読もう。





羽根໒꒱@feather_2025年12月7日読んでるちょっと開いた「熱帯夜」 バイセクシャルとレズビアンのカップルの過去と未来、そして今のお話。 千花さんの言った「行き止まり」の言葉の重みがずっしりとくる。女性2人のカップルは結婚が認められていないし、妊娠もしない。付き合うという口約束だけで何十年も止まったまま前に進むことができない。しかも秋美さんには男性を好きになって結婚までした過去がある分、いつまで自分のことを好きで一緒にいてくれるのか常に不安が付きまとう。付き合っていても一生片思いをしているような千花さんの不安感がひしひしと伝わってくるのが苦しかった。秋美さんは秋美さんで昔から今まで好きだという事実しか証明できないのも苦しい。これから先の未来のことなんて2人にも分からなくて、結局は今を受け入れて「行き止まり」を楽しんでいくしかないんだなと思った。本当にずっとこのままならいいのにと思ってしまう。 苦しい気持ちになるけれど、タイトルに反して爽やかで綺麗で幸せな最後のシーンが大好き。これからも何回も読み返すと思う。









- うみ@soramimi2025年12月5日正解がないことを考えて悩んでわからないままもしくは無理やり納得しようとしておわる。魚の骨が喉に刺さったままみたいな。辛いことがあったとして、許せないことがあったとして、それでもその人と別れようとはしない。愛しているからという大義を持って嫌いなところは存在しているけど別れようとはしない、正しさなんてものはないけど正解なんだと思う。辛い状況にいるとき、それを受け入れながら共存しようとしているとき、人はきっと「号泣する準備はできている」のだろう。向き合うのではなくて共存する。だからこそ泣く一歩手前で立ち止まっている。きっとそれは辛いんじゃなくて心が蝕まれてるんだろう。今私はきっと人を好きになっていなくて、昔好きだったかもしれないけれどそれを手放していてその時の気持ちはもう鮮明には覚えていない。これから先もし誰かを好きになったらまたこの本を読みたいと思う。きっとその時は今とは違う自分だから。



羽根໒꒱@feather_2025年12月3日読んでるちょっと開いた「じゃこじゃこのビスケット」 大人に憧れるひねくれ少女のひと夏の眩しい思い出の物語。 大人になって思い返したとき、若い頃の思い出が自分にとって眩しいものであったらいいなと思った。真由美さんみたいに、ひねくれててもつまらなくても、寂しくても、ふとした瞬間に思い出せるような眩しい思い出が欲しい。 「じゃこじゃこのビスケット」の言い回しが上手くて、真由美さんの感情とか17歳の女の子のリアルな感じがすごくよく分かった。それ以外でも、見栄っ張りで他人のことをうっすら見下してて、そのくせ1人ではいられない感じが本当にリアルだと思う。 特に好きなのがラストの、「じゃこじゃこのビスケット」ではなくなり大人になった真由美さんが思うシーンで、「言葉にすると自分が言いたかったこととは違う何かになる」という言葉の重みと寂しさがすごく好きだなぁと思う。思い出の上に今の人生がある感じがすごく好き。





羽根໒꒱@feather_2025年11月23日ちょっと開いた急に江國香織先生の本が読みたくなって図書館へ 「前進、もしくは前進のように思われるもの」 思ったよりも短いお話で驚き。読み終わってすぐは不完全燃焼感があってもやっとしたけどパラパラと読み返してみるとストンッと自分の中に入ってくるものもあって不思議。 変わっていくものを捉えたお話という感じ。猫、義母、上手く噛み合わなくなった夫、さらに遡って親友の成美、元彼の小林くん。今はもうないものに対する寂しさと今を生きているという実感みたいなものを感じた。成長したアマンダとかつて同じ雰囲気を纏っていた自分、そして今の自分。だからこそ最後のシーンでああ言ったのかなと思う。 これから歳を重ねてまたこの本を開いた時にもっとこのお話が理解できたらいいな。




夕凪ゆうな@yoinjyoujyou2025年11月23日読み終わった初めて読んだ時はあまり印象に残らず、物悲しい雰囲気の本だなとぼんやり思った 数年ぶりに読み返して 好きな人がいる状態とそうでないときで、だいぶ印象が変わるなと感じた 今回読んでみて、漠然とした哀しみだけでなく、生きていることの侘しさや切なさも感じた。わずかだが希望の気配もした。終わりの始まりと同時に、始まりの終わりのような。

Pipi@Pipi08082025年10月5日読み終わった#読了 #江國香織 ⭐️号泣する準備はできていた 女性たちの様々な恋愛、生き方を描く短編集。どの短編もどこか、もの悲しさ、憂い、孤独を感じさせるが、女性のしたたかさ、強さも感じる。私もかなしい目にあったとき、フィッシュスープを飲んでみたい。祖母の一万円は使えない。🐥🐥



離乳食@munimuni2025年7月19日かつて読んだ泣きそうな時に泣いてもいいし泣けなくてもいいよって寄り添ってくれる短編ばかりで、うん、特に私は「肉欲に溺れた」って言葉が好き。 あと「旅」について書かれてて、疲れるしグッタリするし家に帰ったらもう行かないと思う、でもまた旅に出てしまう、みたいな文章が好き。
haku@itllme2025年6月11日読み終わったまだこの人たちの感情はわたしにはわからない。 そんなことを思うことが多かったように思う。色々な恋愛の形とそれを選んだ自分とその結末を受け入れる彼女たちは私にはまだ少し大人だった。 タイトルの通り、彼女たちは準備はできていた。というより、準備をしていた。 素直にその結末受け入れる。 一見おかしいことをしているようでそれは生半可な覚悟ではできないように思えた。 たぶん、第三者が思っている以上に強いのだと思う。 いつかわかる日が来て欲しいようできてほしくないようなそんな一冊だった。





ぽっぽ@risu_pocchi2025年4月15日読み終わった行動と本心は必ずしも一致しているわけじゃない、ということを肯定も否定もされず放っておかれる安心感があった 心の中は誰もが自由ってことなんだろうな 登場人物みんなが過去の恋愛になんらかの大切な思い出があって、なんとなく自分と重ね合わせて読んでしまった 文章にかなり余白があるから少しずつ解釈することが必要かも、でも短編だから読みやすかった 1週間目標で読み終わる予定が結局3日で読了 江國香織ワールド堪能しました






































































