号泣する準備はできていた
67件の記録
羽根໒꒱@feather_2025年11月23日ちょっと開いた急に江國香織先生の本が読みたくなって図書館へ 「前進、もしくは前進のように思われるもの」 思ったよりも短いお話で驚き。読み終わってすぐは不完全燃焼感があってもやっとしたけどパラパラと読み返してみるとストンッと自分の中に入ってくるものもあって不思議。 変わっていくものを捉えたお話という感じ。猫、義母、上手く噛み合わなくなった夫、さらに遡って親友の成美、元彼の小林くん。今はもうないものに対する寂しさと今を生きているという実感みたいなものを感じた。成長したアマンダとかつて同じ雰囲気を纏っていた自分、そして今の自分。だからこそ最後のシーンでああ言ったのかなと思う。 これから歳を重ねてまたこの本を開いた時にもっとこのお話が理解できたらいいな。



夕凪ゆうな@yoinjyoujyou2025年11月23日読み終わった初めて読んだ時はあまり印象に残らず、物悲しい雰囲気の本だなとぼんやり思った 数年ぶりに読み返して 好きな人がいる状態とそうでないときで、だいぶ印象が変わるなと感じた 今回読んでみて、漠然とした哀しみだけでなく、生きていることの侘しさや切なさも感じた。わずかだが希望の気配もした。終わりの始まりと同時に、始まりの終わりのような。

Pipi@Pipi08082025年10月5日読み終わった#読了 #江國香織 ⭐️号泣する準備はできていた 女性たちの様々な恋愛、生き方を描く短編集。どの短編もどこか、もの悲しさ、憂い、孤独を感じさせるが、女性のしたたかさ、強さも感じる。私もかなしい目にあったとき、フィッシュスープを飲んでみたい。祖母の一万円は使えない。🐥🐥



離乳食@munimuni2025年7月19日かつて読んだ泣きそうな時に泣いてもいいし泣けなくてもいいよって寄り添ってくれる短編ばかりで、うん、特に私は「肉欲に溺れた」って言葉が好き。 あと「旅」について書かれてて、疲れるしグッタリするし家に帰ったらもう行かないと思う、でもまた旅に出てしまう、みたいな文章が好き。
haku@itllme2025年6月11日読み終わったまだこの人たちの感情はわたしにはわからない。 そんなことを思うことが多かったように思う。色々な恋愛の形とそれを選んだ自分とその結末を受け入れる彼女たちは私にはまだ少し大人だった。 タイトルの通り、彼女たちは準備はできていた。というより、準備をしていた。 素直にその結末受け入れる。 一見おかしいことをしているようでそれは生半可な覚悟ではできないように思えた。 たぶん、第三者が思っている以上に強いのだと思う。 いつかわかる日が来て欲しいようできてほしくないようなそんな一冊だった。





ぽっぽ@risu_pocchi2025年4月15日読み終わった行動と本心は必ずしも一致しているわけじゃない、ということを肯定も否定もされず放っておかれる安心感があった 心の中は誰もが自由ってことなんだろうな 登場人物みんなが過去の恋愛になんらかの大切な思い出があって、なんとなく自分と重ね合わせて読んでしまった 文章にかなり余白があるから少しずつ解釈することが必要かも、でも短編だから読みやすかった 1週間目標で読み終わる予定が結局3日で読了 江國香織ワールド堪能しました


























































