
がみ
@ottoto-dameda
2025年12月4日
エデュケーション
タラ・ウェストーバー,
村井理子
読み終わった
・P450
「君は特別な明かりの下でだけ光る見せかけの金ではない。君がどんな人間を演じようと、何になろうと、本当の君はずっと変わっていない。それは君の中にずっといたんだ。ケンブリッジにではない。君のなかにだ。君は金だ。ブリガム・ヤングに戻ろうとも、君が生まれた山に戻ろうとも、君が変わることはない。周りの見方さえ変わるかもしれない。君自身の自分への視線も変えられるかもしれないーー金でさえも光によっては輝きが鈍るーーしかし、それこそが錯覚だ。そしてずっと錯覚だったんだ」
予想を優に超える危険な生活に呆然としてしまう。
著者はよく生きていられたな…!?(正直ウェストーバー家に秘密裏に死んだ兄弟の数人いても驚かない…)
タラが困窮した時に限って家族が優しさを垣間見せるのが恐ろしい。家族という呪縛から逃れたり、折り合いをつけることの難しさをひしひしと感じる。
と同時に、自分を追い詰めた父や母、兄のショーンから受けた励ましや優しさもフラットに書けるのがすごい。これってなかなかできないことだと思う。
