
記憶の本棚
@kioku-no-hondana
2025年12月4日
13階段
高野和明
読み終わった
---選考会が満場一致で選出した超弩級の江戸川乱歩賞受賞作---
およそ20年ぶりの再読。確か高校生の時に読んだのだが、犯人も結末も全然覚えてなくて、ただ面白かったという記憶だけ残っていたので、改めて推理しながら読んだ。
最後まで犯人がわからず、いろんな出来事の点と点が線になりはじめた時の驚きと興奮は、やはり最高に面白かった。
『法律は正しいのですか。本当に平等なのですか。地位のある人もない人も、頭のいい人も良くない人も、金のある人もない人も、悪い人間は犯した罪に見合うように、正しく裁かれているのですか。』
自分を、または自分の大切な人を傷つけた憎き相手が、法を持ってしても裁かれないことがあるということ。
私刑は何をもたらすのか。
死刑は本当に必要な制度なのか。
死刑に対しての恩赦の制度は機能していないという問題。
……など、いろいろと考えさせられることも多かった。



