
たにこ
@chico75_11427
2025年12月5日
自分は「底辺の人間」です 京都アニメーション放火殺人事件
京都新聞取材班
読み終わった
自分は底辺と思ってしまう生い立ち、環境でどんどん歪んでいった彼は、本来は真面目で友人もいた。虐待や氷河期世代での仕事のやるせなさ(自分が頑張れば頑張るほど周りがサボる)など…
育った環境が恵まれないと犯罪に手を染めやすいというが、判決文では生育歴を抜きにして、現在の状況を加味した判決をされていた。(最後に判決文読めます)
報道のあり方も当時かなり話題になったが、もう6年も経ち死刑判決が出たんだと、自分の中で風化していたことに驚いた。風化してほしい遺族、風化せず再犯防止や被害者の軌跡を忘れてほしくない遺族、色々あると思う。
個人的に気になったのは、統合失調症(妄想性障害)を罹患していた彼は、きちんと支援や医療につながっていた。訪問看護や生活保護、それを自ら手放してしまったことと、手放しても何とかしようとしていた医療・福祉側がいたこと。(会議を開いて対策を立て実行する前に犯行に手を染めてしまった)
訪問看護で借りてもらった家を傷つけてしまったから、合わせる顔がない」と居留守を使っていたと。彼のところどころ垣間見える本来の優しさの部分がより読んでいて辛く思えた。精神的、物理的な孤独は人を所謂「無敵の人」にしてしまうんだな。もちろん犯行に手を染めることは絶対にやってはいけないし、許されることではない。きちんと罰を受けるべきではある。
被害者や遺族のことを細かく記載されていて、途中読むのがしんどかったが、色々考えさせられた。読了できてよかった。





