
ひさ
@hsysyst
2025年12月5日

読書メモ
医療界で働くことが自分の心身や寿命をすり減らし、他者に献身的に尽くすことと交換条件になっていたとしたら本末転倒だ。
働き手の心身の充実や健康が大前提であり、自分の心身が満ちて、初めて医療を提供する側も責任ある役割を果たせるのだから。
心身が疲れているのならば、まずは自身の全体性を回復させる必要がある。
働きがいや生きがいは、そうして心身が心地よい場の上にこそ育つ感性なのだと思う。
より良い世界を目指して、機械も技術の革新も常に生まれてきたはずだが、機械化や技術開発自体が目的とならないよう、働きがいや生きがいを感じられる、生き生きとした場の創造の手段として、うまく共生いくことが大切なのだろうと思うp213-214
