
数奇
@suuqi
2025年12月6日
一億年のテレスコープ
春暮康一
読み終わった
春暮康一の他作品が好きだったので初の長編にとても期待して読んだ。宇宙に憧れて天文部に入りその道を進む主人公の、想像を遥かに超える壮大な宇宙への進出が描かれる前半のワクワク感、そしてラストの壮大すぎるタイトル回収は圧巻だった。しかし、正直なところ難解さと壮大さについていけずハマりきれないところもあった。話の大筋はわかるのだけれど、詳細な部分はずっと置いてけぼりにされてしまい、さまざまな地球外文明とコンタクトをただ重ねていく中盤は退屈に感じた(アイデアの一つ一つは面白いのだけれど)。個人的には一つのアイデアを突き詰めていく短編の方がこの作家の作品は好きかもしれない。



