
小萩海
@umiyoake
1900年1月1日
野生のしっそう
猪瀬浩平
読み終わった
読みながら、仕事で出会う人たちや、老いていく家族のことを思った。
著者、そのお兄さん、家族、周囲の人々のエピソードを読みながら、「〇〇だから〇〇」と簡単に意味として断言できない出来事を、理解できないものとして分断せずにゆるやかにつなぎとめる文章はまさに網目状を彷彿とさせた。ゆるく束ねられた物語は、本を通じて、自分とその周囲の人たちとで紡がれた網目に重なる。自分の方の網目といえば脆弱だと思っていたけれども、もうちょっと人のことを信用してみてもいいのかもしれない。
