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小萩海
小萩海
@umiyoake
本が好きです。文・絵を作ったりも好きです。
  • 2025年11月3日
    狐笛のかなた
    狐笛のかなた
    面白い……
  • 2025年10月23日
    デジタル脳クライシス
  • 2025年10月16日
    さみしさは彼方
    さみしさは彼方
    入ったカフェに置いてあって、ちょっと読んだ。
  • 2025年10月16日
    真の人間になる(上)
    真の人間になる(上)
    Readsの記録によると3/8に買ったこの本、読み出したのも大体その頃なので、半年近くの時間を跨いでようやく上巻を読み終えたことになる。読まなかった時間が大半だった。最後まで読めるだろうと予測して買ったはずの下巻が部屋のどこかにある。 前半を読み終えたのが随分前だから、人物のおおむねの関係性の他にはほぼ覚えておらず、パラパラと時折遡りながらとりあえず読み切ろうと思って読んだ。第二次世界大戦中のストーリーになる終盤は、特攻隊の話題がではじめ、弾圧が酷くなり、敗戦の色がだいぶ濃厚になっていて、個々のやりきれなさが次々流れ込んでくる。そういう状況だから、さりげない情景のきらめき、ハルムトからハイヌナンへの強い思慕、ろくに試合にならない野球、詩の言葉、オヒシバに関する物語だとかの断片が沁みる。
  • 2025年10月9日
    ババヤガの夜 (河出文庫)
    久しぶりに一冊ちゃんと読み切れて嬉しくて涙滲んできました。
  • 2025年8月25日
    スノードーム
  • 2025年8月1日
    彫刻の解剖学
    彫刻の解剖学
  • 2025年8月1日
  • 2025年7月23日
    火葬と土葬
    火葬と土葬
  • 2025年7月21日
    水中の哲学者たち
    他者の発した言葉について考えたり、自分の言葉をゆっくりと考えながら発したり、つまり対話にもう少し積極的になってみようと思い、オンラインの哲学対話に応募してみた。職場でも家族でも友人でもない、ネットでよく見てるコミュニティでもない、異なる生身の誰かと話してみたくて。哲学対話は興味はもっていたものの、実際にしたことはない。 とにかく一人が好きで、口頭でのコミュニケーションに強いストレスを感じるので、諸々心配な点もあるのだけれども、オンラインならハードル低めで比較的安心してできるかな、と思っている。 哲学対話についての本は、何年か前に読んだこの本しか家にはない。久しぶりに読んでみて、心の準備をする。不安だ。
  • 2025年7月21日
    アイヌの世界に生きる
    ずいぶん前から積んでいて、たまに読んでは、また置いて、出かける時にカバンに入れる本のうちの一冊に加わり、気が向いたら読む、と亀の速度で進めていた本を、ようやく読み終えた。いつ買ったのか覚えておらず、手にとってからおそらく年単位での時間が過ぎている。結局昨日と今日で一気に読んだ。長い年月の間にたくさん出し入れしたので、カバーの破れ目が広がってしまった。 この本は、「トキさん」という、明治末、もともとは入植者の子供として生まれたが、当時の過酷な生活状況から育てることができず、生後間も無くアイヌの家族に養子入ったひとりの女性の語りをもとに書かれている。彼女自身の人生、そして彼女をアイヌの娘として育てた義母の人生、失われゆくアイヌの土着の言葉や文化が、たくましい女性の目線で語られ、それを、外部の人間である著者の視点も絡めながら丁寧に聞き書きしたことが伝わる本で、これ一冊をもとに十分朝ドラを構成できそうな、濃厚な内容だった。 異文化に関する地盤が、急激にゆるんでいることを感じずにはいられないここ最近。日本で実際に起きた同化政策、偏見、それらに翻弄されながら生きてきた人たちの人生を知ることは、問いを深めていくのに重要だと感じる。 自分は、知識が浅く、時流に心が簡単にゆらぎ、他の人の意見に対しても直感的に反応したりして、意見を深めていくことがどんどん苦手になっている(もともとそんなに得意でもない)。わりとそれでものほほんとやっていけたのだけれども、やっぱり粘り強く考えたり他者と(ほどほどに)交わり労わりあいながら、この弱さに向き合いたい。どうあれ、この荒波の中で、生きていかねばならないので。 不安定な時代において、大きな組織に比べればはるかに弱い個人が、どう生きていくかのヒントとなりえる本でもあると思います。
  • 2025年7月20日
    サイレントシンガー
    小川洋子さんの、死や、朽ちてゆくものや、声を発さず静かで、さりげないものへのまなざしが、やっぱり好きです。ともすれば、見過ごしてしまう、簡単に消し飛んでしまう、見ないふりもできる、忘れられていく、暴力的に踏み躙られていく、時には理解しがたいだろう、もしかしたら今の自分には立ち止まってももう見えないような光景が、本を開いたらそこに広がっていることが、有難いです。 読みすすめ、読み終えた場所が、まさに沈黙の守られた場所だったので、そういったリンクも感じられて幸福でした。その感動を思わず店主さんに伝えた、今日の読書でした。
  • 2025年7月19日
    サイレントシンガー
    本とスケッチブックを持って外に出たら選挙カーが止まって演説していたので遠巻きに聞いていたらしんどくなってしまい、スーパーで簡単な買い出しだけして帰宅し寝てた。起きてちょっとだけ読み進めた。小説をゆっくり楽しむ余裕が薄れているのを感じている。 「余分、失敗、屑、半端、反故、不細工……。そういう、不完全なものと親しくしておかなくちゃ」(p.39)
  • 2025年6月29日
    映像の原則改訂版
  • 2025年6月26日
  • 2025年6月18日
    ポケモン生態図鑑
    ポケモン生態図鑑
  • 2025年6月15日
    クライマックスまで誘い込む絵作りの秘訣
    講義のため
  • 2025年6月15日
    増補 日本語の語源
  • 2025年6月6日
    増補 日本語の語源
    この類の本が元来の日本人の気質について語るとき、現代インターネットやテレビの「日本スゴイ」の雑な礼賛にほとほと疲れてアレルギー化してる自分には、反射的に抵抗したくなるような瞬間がたびたび生まれて、そういうことではない、と切り分けるのにいちいち時間がかかる。本はとても面白いです。
  • 2025年6月3日
    増補 日本語の語源
    「ことば」は人間のつくり出すものである以上、そこに、こういう、複雑微妙な心理や意識の反映があることを、当然予想しなければならない。簡単にパタン化したり、法則性を適用したりできないものが含まれるだけに、推論には、なかなかに困難がある。それが語源探求のむずかしい点であるが、同時にまた、そこにこそ、「ことば」という生きものの本当のありようがうかがえる。語源研究の持つ尽きせぬ魅力もまた、そこにある。(p28-29)
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