
山羊子
@yagiko_kari
2025年12月6日
おとうと
幸田文
読み終わった
借りてきた
@ 本の読める店fuzkue初台
おすすめされた本。
するすると読めて驚いた。面白く、文がうまい。雨に打たれて土手を歩く冒頭があまりに印象的で、読み終えて一番に思い出したのはこの場面。
おとうとって特別な響きだ。兄から見るおとうと、姉から見るおとうと、きっとどちらも違うんだろう。わたしは姉であり妹でもあるけれど、女だけの姉妹にはない親しみが二人にはあると思った。げんと碧郎の親密さが時に嬉しく、悲しい。
円満ならこうだが親が不仲な家族はこうだ、と淡白に書かれていて、どきっとする。
いい本を読めた。また読み返したい。
