
おこげ
@nordlichter
2025年12月7日
べつの言葉で
ジュンパ・ラヒリ,
中嶋浩郎
読み終わった
心に残る一節
感想
「新しい言語は新しい人生のようなもので、文法とシンタックスがあなたを作り変えてくれます。別の論理、別の感覚の中にすっと入り込んでください」(S.103)
7年前に初めて手にした時と自分の状況が大きく変わったこともあり、全く新しい本を読む気持ちでの再読だった。
言葉の深淵を探査することの大きな喜びと不安、どうしても壊せない外国語と自分との壁。外国語と向き合ったことがある人なら誰しも感じるもどかしさが、繊細で静謐な文章で描かれている。
