サブロー "婚活マエストロ" 2025年12月7日

婚活マエストロ
変わらず宮島先生の描く女性は魅力的なキャラクターが多すぎると思います。この本に出てくる鏡原さんもその1人であるといえます。見た目から何から宮島先生節というかイズムを感じてしまう。ですが、それがいやらしく感じないところが宮島先生の良いところであると私は感じています。 主人公は珍しく男性であり、しかも情けない系のキャラクターであります。しかし、彼の本質は追い詰められたときの爆発力であり、最終的にそれによって助けられる描写が多いのですが、彼はそれをあまり肯定的にとっていないところが印象的です。彼の優しさであり、彼の魅力となっています。そして先生が男性を主人公した理由なのではないかと私は考えます。男性は、まぁ一般的に情けないものであるのですが、そこを宮島先生が描くと、私たちが本の中に入ったかのような感覚になるのは、いつも不思議なことであります。 1人の人間が、歳をとっても、いつまでも成長できると言うことに納得できます。お勧めの1冊でぜひ手に取っていただきたいです。
読書のSNS&記録アプリ
hero-image
詳しく見る
©fuzkue 2025, All rights reserved