
ヨル
@yoru_no_hon
2025年12月7日
嵐が丘
エミリー・ブロンテ
読み終わった
読了
@ 自宅
最後はそうなってよかったあというような展開で、なんとも言えない穏やかな気持ちになる。“ ネリーの語りをロックヴットが聞く”という物語の構造が、最後にしっかり効いて、読後感をより深いものにしてくれている気がする。
そして、古典文学を読んで素直に、おもしろかったあ、よかったあ、と思えたことがなによりうれしい。(こんなにおもしろく古典文学を読めたのは『カラマーゾフの兄弟』以来だったかも!)
『嵐が丘』は恋愛小説として語られることが多いけれど、わたしの中では“恋愛”というより、人間の感情と情念が濃密に絡み合う物語だった。キャサリンとヒースクリフは本当に「恋愛」でいう好き同士なのか?自分の一部みたいに感じてしまう激しい依存や同一化だったのではないか?そんなことも考えながら読めた一冊だった。
(田中ニシ二郎訳の方には、なんと巻末に相関図や物語の年譜までついていた!とっっってもありがたい。)








