あおたむ "同志少女よ、敵を撃て" 2025年12月8日

あおたむ
あおたむ
@aooimmo
2025年12月8日
同志少女よ、敵を撃て
【感想 ネタバレあり】 もうとにかく臨場感がすごいの一言に尽きた。かなり分厚い本だったから、地形とか作戦の詳細は読み飛ばしちゃってたけど満足感と読み終わった後のしんどさがすごい。 序盤でアヤが死んで普通に悲しかったし、その後の戦いでも活躍するアヤが見たかった。 最初は、ミハイルとセラフィマが軍隊で再会→紆余曲折を経て戦後にまた仲良くなって結婚!とかだと思ってたけど、まさかセラフィマがミハイルを殺すことになるとは思ってなかった。もちろんミハイルは許せないけど、悲しかった。 結局あれはミハイルもそういう人間だったってことよね? 1番好きだったのはスターリングラード戦だけど、ユリアンも隊長も本当に生きてほしかった。双子の同級生を囮にして感情で撃ってしまったユリアンのことを、最初は「罠だって分かってるのになんでそんなことするの?もっと冷静に考えないと」って思ってたけど、私がユリアンの立場でも耐えられないと思う。 第二次世界大戦におけるソ連の話を初めて知って、こんなに酷い戦いが繰り広げられていたとは思わなかった。最後の方で「ロシアとウクライナの平和は続くだろうか」と書かれてて、胸が痛くなった。 題名の「同志少女よ」はロシアから見たセラフィマに対する言葉だと思ってたけど、実はセラフィマから、同じ戦うロシア人の女性に対して、そして虐げられる全ての(ドイツ人も含めて)女性に対してなんだと思って、伏線回収が綺麗すぎてびっくりした。
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