ちぃ
@shi_0915
2025年12月5日
うたかたの娘
綿原芹
読み終わった
図書館本
ホラーは大の苦手ジャンルなのに、テレビで紹介されているのを観て気になって即予約。
怖さもあったけれど、思ったよりサクサク、しっかり読めた。(怖いシーン読み飛ばしていくかなーと思ってた)
とある山と海に囲まれた小さな町に残る人魚伝説をもとに展開する連続短編集。
人魚の取り柄は"美しさ"
美しい人は総じて、まず外見の美しさが特徴として語られる。それでは、"美しさ"以外の価値とは?
美しくないことがコンプレックスだけど、周りと等しく美しくなった時、私の価値は?何を持って"私"だと表し、判断する?
人間の面白いところは、そこに思考が存在すること。他者に外見以外の何かを見出せるところなんだと思った。
人の想像力、実行力は怖い。欲望も怖い。
でもそれが面白い。
私にとっての「へしむれる」がこの『うたかたの娘』という作品なのかなぁ、なんて思ったりもした。