よし子 "いのちの初夜" 2025年12月9日
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@724
2025年12月9日
いのちの初夜
北條民雄
読み終わった
北條を知ったきっかけは石原吉郎の手記だった。北條も石原もその代名詞的な出来事がなければどんなふうに生きただろうか。後の世に名を残すことはなかっただろうか。そのほうが幸福だっただろうか。 身体の限界が迫る中での葛藤がそのまま落とし込まれたような文章に、漫然と生きているお前は読むに値しない人間だと突きつけられる心地さえした。
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