
しおり
@Kaffee5888
2025年12月10日
ドヴォルザークに染まるころ
町田そのこ
読み終わった
あーーーやっぱり町田その子さんの作品が好きすぎる。今作はとある田舎町の閉鎖的なコミュニティの中で起こる二日間の話。廃校になる小学校でお祭りを開催する、という話なのだが、人には人の悩みがあって、見え方があって…というのがよく見える作品でした。隣の芝生は青く見える、って話だね。
結局人間って表面しか見ていないし、なんなら保護者会とかそのくらいでしか顔を合わせない相手なら心までつながらせる必要もないんだよね。職場も然りだけど。自分だけが1番不幸だ…みたいな顔して耐えてるだけじゃどうにもならないし、何も変わらないし、いつか壊れるくらいなら逃げちゃえばいいと思うけれど、逃げちゃうだけじゃダメだとも思った。人ってさ、そんな弱くないし、強くもないんだよ。でもそれでもちゃんと生きようとがんばってんだよ。それを他人がどうこう評価するもんじゃないし、他人の評価を魔に受ける必要もない。ちゃんと自分の脚で立って、ちゃんと話し合いしないとな、って思います。過去に囚われ続けるのも勿体無いし。
たまに「あれ、これ誰でしたっけな…」の時間があって困った。人の名前を覚えられない。本当に…。人の名前とかプロフィールが覚えられない人はメモをとった方がいいかもしれません。多いので…。こんなに本読んでるのにまだ苦手なの、なんでなんですかね。












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@Kaffee5888
好きな文のメモ。
「普通なら言えるところを、言えん。ひとによっちゃそれを個性と呼びます。やさしさやち言う人もおるかもしれんね。でもねえ、誰がどう言おうと、自分自身は欠点やと思いなさい。人並みにできんことは、ぜーんぶ欠点。できなくても仕方ないんだ、なんて簡単に思うたらいけません」p163
「〜生きてきた証は全部、あたしのものだ」257
「〜しあわせは誰かの手から貰うもんじゃなくて、自分の手で掴んで離さないでいるしかないんだよ」275


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@Kaffee5888
ネタバレ
ちょっと思ったんだけど、香坂って過去に囚われ続けてるし、多分これからもずーーーっと第三、第四の群先生を作っていくんだと思う。…深雪ちゃんのことも群先生の予備軍としてみてたら怖いなぁ………って思いました。