saki "ぼくの色、見つけた!" 2025年12月13日

saki
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@53hon_to
2025年12月13日
ぼくの色、見つけた!
ぼくの色、見つけた!
志津栄子,
末山りん
色覚障害のある主人公・信太朗が、両親、担任の先生、クラスメイトたちとの関わりを通じ、自分の「世界の見えかた」と向き合う物語。 色覚障害が気になって読んだのだけど、自分のあたりまえは世界のあたりまえではない、そうわかっていたはずなのに、無意識下では混同していたかも、とハッとした。 信太朗だけでなく、過保護ぎみな母親にも見守る父親にも葛藤があって、クラスメイトにも悩みがあって、「自分ひとりだけが大変だ!」とならないのがよかった。きっと、「大人なら悩まない・悩んでもどうにかできる」みたいな認識も、子どもからしたら当たり前なんだろう。大人だって先生だって、誰だって悩みがないことなんてない。弱さを見せてもいい、と伝えられる平林先生みたいな大人になりたいな、と心から思う。
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