ぼくの色、見つけた!

ぼくの色、見つけた!
ぼくの色、見つけた!
志津栄子
末山りん
講談社
2024年5月23日
3件の記録
  • Kioku
    Kioku
    @noir14
    2025年5月15日
    R7読書感想文コンクール高学年課題図書。色覚障がいのある小学生の男の子が主人公。障がいを隠しているため、学校生活での不便さを先生や友達に言えずモヤモヤとしていたが、思春期特有の苛立ちや親との関係の変化の中で少しずつ前に進むストーリー。障がいはあるが天才的な何かしらの才能はある、という設定は安直ではと思ってはしまうけれど読みやすいし感想文も書きやすいのでは。
  • 物語の主人公は、みんなと色の見え方が違うことに気づいた色覚障がいがある小学生の信太朗。 必要以上に過保護の母親に、そしてクラスメイトの言葉に傷つき自信を失った信太朗が、色覚障がいに向き合い、自分の見えている世界を肯定し、嫌だった絵を"自分の色"で生き生きと描けるようになるまでの過程は、とても感動します。 その過程は、叔母や祖父と祖母の見守り、担任の先生、友だちとの関わりがとても温かく描かれています。 また、信太朗の母親と父親のエピソードも盛り込まれており、家族のリスタート物語にもなっています。 物語は信太朗の一人称で進んでいくので気持ちの変化がわかりやすく、読みやすい本です。
  • @Mimi
    2025年4月27日
読書のSNS&記録アプリ
hero-image
詳しく見る
©fuzkue 2025, All rights reserved