本の王子さま "人魚の眠る家" 2025年12月10日

人魚の眠る家
人魚の眠る家
東野圭吾
プロローグとエピローグの使い方大好きすぎて泣きながら読み終わりました 個人的に「命がある」と「生きている」は違うと思う、というのをすごく明確にしてくれた作品だった 植物状態だからとか、脳死状態なのにとか、親が子供の命を大切にすることを周りがとやかく言うのだけは絶対に違うと思う でも同時に「命がある」を「生きているように見せつける」ましてそれを他人に知らしめるというのはどうしてもと忌避感違和感、嫌悪感を持ってしまうのも仕方がないと思う冒涜だとも ただこの作品の瑞穂ちゃんは命があって、私と同じ様には生きていなかったけど、幸せのクローバーを大切に守ってる宝箱として生きていたんだと私は感じた そしてそのクローバーを渡すべき相手が現れたから彼女は宝箱としても生きるのを止めたんだと思う、今度は大好きなママに挨拶してから 彼女の命も皆と別れを告げられて、瑞穂ちゃんが守ってきたクローバーも今ちゃんと"生きている"そう思える作品だった 本当に読んでよかった
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